早春の京都・奈良
2011年 04月 02日
最愛の姉を交通事故で亡くして6年たち、7回忌の法要に関西まで行って来ました。
亡き姉の嫁ぎ先の菩提寺が生前の住まいの、芦屋から車で2時間西に向かって
行きます。かなり遠い道のりでした
法事の前日に「かえる」家の本山である京都の「智恩院」にまずお参りしてから、
奈良にある先祖代々のお墓にオタマジャクシの結婚の報告を兼ねて家族皆でお参りに行き、何となくホッとしています。
お墓参りの後、久しぶりに法隆寺を散策して、あまりの広さにグッタリ~
でも せっかく大阪のホテルを予約したので美味しいものをと食べ歩きました
その時の写真をアップします・・・見慣れたお寺ばかりと存じますがご覧ください
新幹線の中で春には珍しく富士さんが綺麗に見えました。
八坂神社にまずお参りしました。
八坂神社といえば何を思い出しますか?かえるは「をけら詣」です。
大晦日に人々の願いを記した木を 「をけら木」 といって、大晦日から元旦まで夜を徹して焚かれる火を
火縄に移し、その火を消さないようにクルクル回しながら持ち帰り神棚の灯明に灯したり雑煮を炊く種火に
もちいるなどして新年を祝う京都のお正月を代表する風物詩です。
八坂神社の西楼門は四条通りに面しており観光客はほとんどこのご門から入りますが表門は南楼門です!
円山公園の名物である巨木 「祇園しだれ桜」 はまだ固い蕾でした。
満開になるとまるで桜の精が宿っているような妖艶な姿になります(そう思うのはかえるだけかな?)
入母屋造りの知恩院の三門です!
一般には寺院の門を称して 「山門」 と書きますが知恩院の門は 「三門」 と書きます。
この三門の中には「知恩院の七不思議」の一つがあります。(鴬張りのローカとか左甚五郎の忘れ傘とか書き出すと
きりがなく長くなりますので今回は省略します)
聖徳太子を供養するための殿堂「夢殿」 神秘的な雰囲気を漂わせていました。
夢殿の本尊の救世観音像は聖徳太子の呪いを封じ込めたものか?ともいわれたいわくつきの秘仏で
その仏像の封印を解いた時法隆寺のお坊さん達は皆たたりを恐れて逃げ出したという逸話も残っている。
中宮寺は聖徳太子のお母上のお寺で法隆寺の隣に位置します。法隆寺は僧寺、中宮寺は尼寺です。
またこの中宮寺の あの有名な弥勒菩薩半跏思惟像(みろくぼさつはんかしいぞう)はエジプトのスフィンクス、レオナルド・ダビンチのモナリザと並んで「世界の三つの微笑像」とも呼ばれています。
中宮寺のホームページより拝借いたしました。(撮影禁止のため) ↓頬にあてられているゆび先が優しく豊かな母性を感じさせられます。
亡き姉の嫁ぎ先の菩提寺が生前の住まいの、芦屋から車で2時間西に向かって
行きます。かなり遠い道のりでした
法事の前日に「かえる」家の本山である京都の「智恩院」にまずお参りしてから、
奈良にある先祖代々のお墓にオタマジャクシの結婚の報告を兼ねて家族皆でお参りに行き、何となくホッとしています。
お墓参りの後、久しぶりに法隆寺を散策して、あまりの広さにグッタリ~
でも せっかく大阪のホテルを予約したので美味しいものをと食べ歩きました
その時の写真をアップします・・・見慣れたお寺ばかりと存じますがご覧ください
新幹線の中で春には珍しく富士さんが綺麗に見えました。
八坂神社といえば何を思い出しますか?かえるは「をけら詣」です。
大晦日に人々の願いを記した木を 「をけら木」 といって、大晦日から元旦まで夜を徹して焚かれる火を
火縄に移し、その火を消さないようにクルクル回しながら持ち帰り神棚の灯明に灯したり雑煮を炊く種火に
もちいるなどして新年を祝う京都のお正月を代表する風物詩です。
八坂神社の西楼門は四条通りに面しており観光客はほとんどこのご門から入りますが表門は南楼門です!
横を向いている狛犬さんが珍しいかな?
神社へお参りをする時の正式なお作法は
①手を洗って口をあらいます。
②拝殿に向かいお賽銭をあげます。
③鈴を鳴らして2度拝礼して2度手を叩く1度拝礼
このように書いてありました。
優美な姿の本殿
満開になるとまるで桜の精が宿っているような妖艶な姿になります(そう思うのはかえるだけかな?)
一般には寺院の門を称して 「山門」 と書きますが知恩院の門は 「三門」 と書きます。
この三門の中には「知恩院の七不思議」の一つがあります。(鴬張りのローカとか左甚五郎の忘れ傘とか書き出すと
きりがなく長くなりますので今回は省略します)
この急な男坂を登ると
左手に巨大な屋根の御影堂が見えます。知恩院の中心をなすお堂です。
「かえる」家のお墓参りの後「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」へ・・・
法隆寺の玄関にあたる南大門です。(パパカエルとオタマジャクシの脚の長さが・・・
中門と五重塔・・・
五重塔は現存する世界最古の木造建築物です。
傍で見ると、威風堂々として思わず立ちすくんでしまった
夢殿の本尊の救世観音像は聖徳太子の呪いを封じ込めたものか?ともいわれたいわくつきの秘仏で
その仏像の封印を解いた時法隆寺のお坊さん達は皆たたりを恐れて逃げ出したという逸話も残っている。
中宮寺のホームページより拝借いたしました。(撮影禁止のため) ↓頬にあてられているゆび先が優しく豊かな母性を感じさせられます。
by hamakaeru
| 2011-04-02 19:51
| 旅行
|
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Comments(2)
Commented
by
hamumama
at 2011-04-05 17:04
x
~カエルさん~
昨日は大変お世話になりました・
体調は大丈夫でしたか!
ご一家で郷里に帰省されお姉様のご法事やご先祖様のお墓参りなされたとのこと・・本当にお疲れ様でした・
大切なお姉様を交通事故で失うなんて何と悲しいことでしょうか。
時間の経過と共にお姉様との想い出も深くなっておられると思いますが、ご冥福をお心よりお祈り申します・
しばらくぶりに八坂神社や法隆寺等拝見でき 地元出身者でなければ知りえない知識など詳しく解説付きで
説明していただき同行させていただいてるように気になってしまいました。
趣のある独特の屋根の写真お見事です。
ありがとうございました。
明日は無理しないでくださいね‣(*_*)
昨日は大変お世話になりました・
体調は大丈夫でしたか!
ご一家で郷里に帰省されお姉様のご法事やご先祖様のお墓参りなされたとのこと・・本当にお疲れ様でした・
大切なお姉様を交通事故で失うなんて何と悲しいことでしょうか。
時間の経過と共にお姉様との想い出も深くなっておられると思いますが、ご冥福をお心よりお祈り申します・
しばらくぶりに八坂神社や法隆寺等拝見でき 地元出身者でなければ知りえない知識など詳しく解説付きで
説明していただき同行させていただいてるように気になってしまいました。
趣のある独特の屋根の写真お見事です。
ありがとうございました。
明日は無理しないでくださいね‣(*_*)
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by
hamakaeru at 2011-04-06 19:20
ハムママさん
こんばんは~
今日は大変お世話になりました!
お天気も良く桜の花も私達を待っていたかのように満開になり
綺麗でしたね~
最愛の姉を亡くして6年経ち時間が悲しさを和らげてくれたようです。
お墓の前で手を合わせた時ふ~と感じました・・・「千の風」の歌詞を・・・現世の私達には目に見えませんが姉はきっと私達を見つめて励ましている事でしょう・・・
つたない解説まで読んでいただき恐縮です❤
ありがとうございましたm(__)m
こんばんは~
今日は大変お世話になりました!
お天気も良く桜の花も私達を待っていたかのように満開になり
綺麗でしたね~
最愛の姉を亡くして6年経ち時間が悲しさを和らげてくれたようです。
お墓の前で手を合わせた時ふ~と感じました・・・「千の風」の歌詞を・・・現世の私達には目に見えませんが姉はきっと私達を見つめて励ましている事でしょう・・・
つたない解説まで読んでいただき恐縮です❤
ありがとうございましたm(__)m